今回アップした動画は、第170回の日商簿記1級会計学より、
理論問題の対処法についてです。
第170回の会計学は、難易度が高めとなっています。
4つの小問があるのですが、
特に2問目のディスクロージャーと
第4問目の連結会計における税効果のマニアックな論点が
出ています。
残り二つも、そのままテキストの文言を使わずに
それなりにひねった設問となっています。
四択なので適当にやって1問当たればOKみたいな感じで
さっさと次の計算に行くべきでしょう。
代わりに、第二問の減損会計(のれん含む)と
第三問の工事契約は、
テキストの例題にしたいくらい
とても良い問題なので、
これらはしっかりと全部取りに行きます。
極論を言うと、第一問を全部捨てても
おそらく4点なので、これらを全部落としても
21点取れます。
時間さえあればぜんぶ数字を正解できるので、
こちらで20点近く狙いに行きましょう。
このように、会計学・工業簿記・原価計算で
理論が出た時に、あまり時間をかけず
半分取れたら御の字くらいの気楽な気持ちで取り組みましょう。
理論対策のための特別な時間をかける必要がないので、
ふだんのテキストや問題の解説の読み込みを丁寧に
行なうことで対応すれば十分と思います。
基本的な計算の問題をしっかりとって、
着実に70点以上を取れるようにコツコツ
点を積み上げていく戦略を取りましょう!