【質問】税理士にコンサルは本当に無理なのか? ーコーチ・コンサルTips001ー | 会計知識、簿記3級・2級・1級を短期間でマスター【朝4時起き活動のススメ】

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「税理士に経営コンサルティングは無理?」

 

これまでの一般的なイメージでは、

税理士とは税務の専門家であって、

税金計算や税制について相談することはあるけど、

社長の経営戦略策定や売上アップにつながる

集客・販売についての相談はできないよね、

という見られ方をしがちです。

 

じっさい、これまでお会いした社長さんに

何度か類似の話題で話をすることがありますが、

税理士に経営の相談をするという感覚が持てない

という意見を少なからず聞いてきました。

 

これまで私が過去6期まで継続して主催している

コーチ型コンサルタント養成塾の説明会などで

参加者の先生方に聞いてみると、

おおむね8割以上の先生方が、

「本当に税理士である自分が社長に経営アドバイスできるのかなあ」

と不安そうに話される印象です。

 

このような一般的なイメージを変えて、

中小企業の診断医のような立ち位置で

会社の税務や決算を寄り添うようにして

見ている税理士先生こそが、

もうひと頑張りして社長の参謀として

経営のサポートをできるようになると、

日本の中小企業の社長はどんなにか助かるだろうな、

という思いにかられます。

 

そして、税理士という職業の特徴として、

いろいろな会社の数字を日常的に見比べることが

できる立場にあり、日々、数字に触れて考えることができます。

 

日本に300万とも400万ともいわれる

会社・個人事業などに最も広く深く入り込んでいる

税理士・会計士といった会計の専門家こそが、

身近な社長の相談相手として、

もっとマーケティングや組織マネジメントのことについて

相談できるような機会があれば、

助かる経営者ひいては社員が増えるのではないか、

と思います。

 

今年はコチコン塾7期の塾生募集をしており、

1期から通じて累計で170名(第7期は20名近く)

に達してきています。

 

税理士の数は8万人ほど、会計士も3万人くらいいますので、

その割合はまだ微々たるものですが、

よりいっそう会計専門家が社長に経営アドバイスを

できるような環境を作っていけたらいいですね。

 

今回、新しく税理士先生を対象にした

経営コンサルのヒントになるお話を動画チャンネルとして

リリースすることにした理由は上の通りです。

 

もちろん、税理士だけでなく、他の士業の先生、

あるいは士業伊賀の方でも、中小企業の経営改善に

ご興味ご関心がある方にとっても、

折に触れて参考になりそうなお話をこのチャンネルで

していけたらいいなあ、と思っていますので、

どうぞよろしくお願いいたします。