忙しい現代人が資格試験で効率よく合格を勝ち取るための学習プロセスについて考察してみました。
小中高と多くの方が学校の教室で「しっかりと理解してから先に進みましょう」と指導を受けたと思います。
これは、「学業が本職」で日々5時間くらいインプット中心の授業を何年も受け続ける環境下ではごく自然な流れです。
さらに、日常のミニテスト的なものを除くと、まとまったテストは各学期において中間・期末の2回ずつと、一年間を通じて6~10回くらいのアウトプット機会ですから、どうしても学生時代はインプット重視の学習環境にならざるを得ません。
しかし、社会に出てから、あるいは学校の勉強という本業を持っている学生の立場で考えると、資格試験にそれだけの潤沢な時間を割くことは難しいですね。
そこで、資格試験の勉強については、学校で指導された勉強のアプローチ法とは少し異なる戦略が必要になるかもしれません。
以前、高校生で日商簿記1級に合格した子の合格インタビューをしたとき、「税効果は最後まで分からなかったので、ミニ例題の解き方を丸暗記して試験に臨みましたが、合格できました!」とのコメントを聞いたとき、「ああ、やっぱりそうだよね~」と妙に納得したことを鮮明に覚えています(笑)。
そんなもんです。
1級合格者でも、あるいは税理士や会計士の合格者でも、会計学を研究者レベルで深く理解することは無理ゲーなので、そこは上手に割り切って、理解レベルをほどほどにしましょうね、という考え方を背景とすると、資格試験もグッと取り組みやすくなるのではないでしょうか。