グローバル時代にあって海外拠点を持つ企業の
財務諸表作成は大きな問題の一つとなっています。
そこで、今回の動画は在外支店を有する企業にとって
関心のある、財務諸表の円換算に関するお話です。
題材は第159回の日商簿記1級商簿です。
想定としては、東京に本店を置き、
シカゴに視点を置く企業が在外支店の決算を行ったうえで、
シカゴ支店の財務諸表を円換算して全社ベースの
貸借対照表と損益計算書を作るまでの問題です。
この問題、いろいろな論点を含んでいて、
日商簿記1級における必須知識のオンパレードなのですが、
今回は在外支店のドル建て決算書の円換算に
テーマを絞って詳しく計算プロセスと考え方を解説いたします。
在外支店の財務諸表を円換算するプロセスで
どのような仕組みに基づいて為替差損益が出るのか、
今回の動画を通じて少しでもより深い理解につながればうれしいです。