令和5年の公認会計士試験(論文合格)では、
合格率が7.6%となっていました。
その前の令和4年が7.7%でしたので、
だいたい7%台で推移しています。
これくらいの確率ですと、
やはり基本「落とす」ための問題作りがされる試験ですので、
それなりの期間と戦略をもって取り組む必要が出てきます。
動画の中でも話していますが、
これはもう自然法則として、学習成果は
素質×学習法×努力量の掛け算としてシビアに現れます。
素質が高い低いは、その後の長期学習計画に
まちがいなく影響するので、これから会計士を目指される方は、
動画内のSグループ・Aグループ・Bグループのいずれから
スタートすることになるかは自己判定したうえで、
かかるコストや想定学習期間を事前に設定することを
お勧めします。
人数として一番多いのはBグループのスタートラインですが、
感覚的に合格者が最終的に一番多く出るのはAグループからでは
ないかと思います。
Aグループは上位40%程度までの学力層とお考え
いただいてよろしいかと思います。
AまたはBから「Sグループのど真ん中」に入ることは
相当な困難を伴いますが、
少なくともA+あるいはAとSの境界ぐらい(ちょうど上位4%前後)
くらいまでは、努力と気合と戦略で行くことは可能です。
いずれ、違う動画で「BがAの上位グループに入る機械的学習法」
みたいなテーマでお話ししたいと思います。