明けましておめでとうございます。
今年も簿記会計に関する勉強法や知識をアップしていきますので、
よろしくお願いいたします。
2024年一発目の動画は、
1級学習者様からのご質問です。
退職給付会計について、なかなか本試験や過去問で
スムーズに正解できずに苦手意識を持たれている方も
いらっしゃることでしょう。
今回は、退職給付会計について、
1級としては応用論点の一つである
数理計算上の差異に関する取り扱いです。
数理計算上の差異とのかかわりで行きますと、
それがあるなしと、ある場合にも過去にあるなしとでは、
次のように3段階の難易度となります。
1.数理計算上の差異がない場合(易)
2.当期または前期に1度だけ数理計算上の差異がある場合(標準)
3.過去に2つ以上の数理計算上の差異がある場合(やや難)
特に、上記3の場合で「借方差異(不利)」と「貸方差異(有利)」が
混在すると、いっきに難易度が高まり「難問」のレベルになってきます。
今回は、上記3.以上の難易度である第159回日商簿記1級商簿の
過去問も事例研究として取り上げて解説しています。
その際に、CPA会計学院が出している1級参考書と
ネットスクールが出している「サクッと受かる」シリーズの
1級参考書の説明を一部ご紹介して、ついでに
両者の比較をしながら、参考書の選び方、使い方についても
言及しています。
簿記1級を独学で合格したいと考えている方にとって、
だいじな参考書の使い方に関するヒントも手に入るので、
良かったらご覧になってみてくださいね。