今回の動画は、
日商簿記2級と1級の工業簿記・原価計算における
基本的なテーマである直接労務費の差異分析です。
簿記検定において標準原価計算は頻出分野の一つです。
その中でも、差異分析はたいていの場合セットで
出題されます。
差異分析と言えば製造間接費に苦手意識を持たれる方が
多いですが、
意外に直接材料費と直接労務費でイージーミスして
合格から遠ざかる方も少なくありません。
基本的なボックスの書き方は材料費も労務費も同じですが、
標準消費量の基礎となる当月着手量の計算において、
材料費と労務費は細かい所が違ってきますね。
期首・期末仕掛品の加工進捗度を加味するところが
解答プロセスで異なってくるので注意が必要です。
今回ご紹介する動画解説が標準原価計算の理解に
役立てれば幸いです。