為替予約の基本処理パターンはこれでOK!(162回1級商簿より) | 会計知識、簿記3級・2級・1級を短期間でマスター【朝4時起き活動のススメ】

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日商簿記1級の頻出テーマの一つ、

「為替予約の振当処理」を

今日の動画では取り上げてみました。

 

動画内でもお話していますが、

為替予約にまつわる取引と記帳は、

次のような流れになります。


1.実取引の発生(売上または仕入)

2.為替予約の締結

3.決算時の決算整理

4.決済時(売掛金の回収または買掛金の支払)

 

以上を踏まえ、簿記上の処理は次のステップを経て

行われます。

(仕入取引・売上原価対立法、為替差損のケース)

 

1.実取引の発生(売上または仕入)

商品×××/買掛金×××

 

2.為替予約の締結

直々差額

為替差損×××/買掛金

 

直先差額

前払費用×××/買掛金

 

3.決算時の決算整理

前払費用の為替差損への振替

為替差損×××/前払費用×××

 

以降、省略…

※翌期首の再振替、決済時の支払取引に関する

 仕訳は省略

 

このような取引と記帳の流れを理解できたら、

為替予約の振当はOKです!

 

ぜひぜひ、動画の解説の方もご覧になってみてくださいね。