日商簿記1級の頻出テーマの一つ、
「為替予約の振当処理」を
今日の動画では取り上げてみました。
動画内でもお話していますが、
為替予約にまつわる取引と記帳は、
次のような流れになります。
1.実取引の発生(売上または仕入)
2.為替予約の締結
3.決算時の決算整理
4.決済時(売掛金の回収または買掛金の支払)
以上を踏まえ、簿記上の処理は次のステップを経て
行われます。
(仕入取引・売上原価対立法、為替差損のケース)
1.実取引の発生(売上または仕入)
商品×××/買掛金×××
2.為替予約の締結
直々差額
為替差損×××/買掛金
直先差額
前払費用×××/買掛金
3.決算時の決算整理
前払費用の為替差損への振替
為替差損×××/前払費用×××
以降、省略…
※翌期首の再振替、決済時の支払取引に関する
仕訳は省略
このような取引と記帳の流れを理解できたら、
為替予約の振当はOKです!
ぜひぜひ、動画の解説の方もご覧になってみてくださいね。