第162回日商簿記1級の工業簿記において、
第5問の活動基準原価計算が正解できるかどうかが
おおきな合否の分かれ目になる可能性が高いです。
その理由として、
それまでの問4までの
流れとは関係なく、独立している設問であるため、
これだけでも部分点狙いで得点できること、
さらには、計算プロセスがほぼミニ例題レベルで
解けるシンプルな構成となっていること、
この2点が挙げられます。
目標としては6分程度の時間でしっかりと
正解できることが望ましいですね。
2つの解答欄があり、ここに配点が
多めになされる可能性があると思います。
もしも1箇所3点×2=6点の配点があれば、
たった6分の解答時間で6点ゲットできます。
これから受験される方は、
このように一つ一つの解答箇所に対して、
目標解答時間をこまめに設定して
ふだんから問題練習することをおすすめします。
今回ご紹介した第162回工業簿記の第5問は
活動基準原価計算に関する良問と言えますので、
しっかりと解けるようになっておきましょうね!