2020年12月から日商簿記2級・3級に
ネット試験が導入されてからもうすぐ2年になろうとしています。
新型コロナの拡大がひとつのきっかけともなって、
試験形式の大幅な変更が進んだ形になりましたね。
そして、ネット受験のデータもだんだんと蓄積されるようになり、
会場受験との合格率の比較でも、非常に興味深い結果ができました。
従来より、わたしは日商簿記2級に関しては3割前後、
日商簿記3級に関しては4割前後の合格率が、
簿記検定試験の本来の趣旨に照らして妥当な水準では
ないかと提唱してまいりました。
最近の合格率データを分析すると、
おおむねその想定範囲にちかいものが
出ているように思えますが、一方で、
会場受験のケースとネット受験のケースで
それなりに違いが出ている点も非常に興味深いです。
本日の動画では、
日本商工会議所様が公表しているデータをもとに、
簿記2級・3級の合格率について、
ネット受験と会場受験の特徴をテーマに
興味深いお話をさせていただいています。
これから2級・3級を受験される方、
簿記検定の指導をされている方にとって、
少しでもヒントになる情報となれば嬉しいです。