第159回の日商簿記1級・工業簿記は、
修正パーシャルプランという標準原価計算の
論点から出題されました。
標準原価計算の中でも、苦手とする方が
比較的多い論点でして、受講生からの質問も
時々あるところです。
その前提として、日商簿記2級の工業簿記の
知識が身についているかどうかが問われます。
具体的には、
1.仕掛品の書き方におけるパーシャルプランの知識、
2.シングルプランの知識、
3.直接材料費・直接労務費の差異分析、
4.製造間接費の差異分析、
この辺りに関する2級の知識と処理能力が問われます。
また、動画の中でも解説していますが、
問1における第1工程の②直接材料費発生額、③完成品原価などは、
2級の知識でも対応可能です。ここで4点ゲットできます。
管理会計の観点からの実践的な説明もしてみました。
1級学習者の方はもとより、標準原価計算における
原価管理の実務に興味がおありの方も、よかったら
ご覧になってみてくださいね。