現時点ではじっさいに資産・負債の計上につながる
実態的な取引はない場合でも、
備忘的(びぼうてき=わすれないため)に、
仮の記録を総勘定元帳上に残すことがあります。
そのようなときに使うのが対照勘定です。
対照勘定は抽象的な用語なので、はじめて学ぶ人に
説明するときはちょっと気を使います。
そのさい、柴山式総勘定元帳を使ってお話しすると、
割と早い段階でしっかりとイメージを持ってもらえる
事が多いです。
今回は、割賦販売の回収基準における取引例を取り上げて、
対照勘定の説明をしてみました。
ご参考になさってみてください。
柴山政行