時中とは 【前向き146】時中は、「時に中る(あたる)」と読むこともできます。適切なタイミングで、適切な行動をしましょう、という教えです。反対に、その時にそぐわない行動をしてしまうと、まるで冬の氷の上に種をまくがごとく、その努力は無に帰してしまいますよね。易経は、「時」の学問としての側面がある、ともいわれています。今がどのような「時」なのかを見抜く目を、常日頃から持っておきたいですね。柴山政行