「ほめて伸ばす」
という言い方が一般的になって久しいですね。
しかし、何事も過ぎたるは及ばざるがごとし、でありまして、
余り露骨に褒めまくっていると、かえってそれが
逆効果になることもしばしばです。
「何か、下心あるんとちゃう?」
「あまりしょっちゅうほめられると、かえって気持ち悪い…」
などなど。
褒めると言う行為は、発言者の主観屋勘定を伴うことがあります。
また、あまりこれに依存してしまうと、相手は発言者の評価を
気にして行動を変えるようになる習慣が身についてしまうことも
あり、やはり褒める=賞賛は取り扱い注意なのですね。
そこで、賞賛とは似て非なるコミュニケーション手段として、
それとの対比で承認(アクノリッジメント)についてお話ししてみました。
承認は、あくまで客観的事実を見たまま聞いたままに伝える、という
きわめてシンプルな対話手段ですが、これならばしょっちゅう
聞いてもほぼいやらしい印象を受けずに済みます。
また、人は誰でも自分の存在を見ていていほしい、認めてほしい、
それなりに気にかけてほしいと思っている生き物ですから、
そういった要求に十二分に応えてあげることになり、
信頼関係の構築がとてもスムーズにいきます。
ぜひ、動画中にお話しした方法を少しでも日常生活で
ためしてみていただけたらうれしいです。
柴山政行