今は2013年3月の下旬です。
6月9日の第134回1級を目指す方は、
残り約70日で直前期にさしかかりますね。
11月の1級を目指す方は、これからインプットを
充実させるために講義やテキストに望まれることでしょう。
いずれにせよ、大事なことは基本となる型を
しっかりと体で覚えることです。
もちろん理解することも大事ですが、
時には理解が伴わなくても、まずは基本となる形や
作業のパターンをしっかりと覚えてしまうことで、
スムーズに行くことは、けっこう多いですね。
たとえばテレビのリモコンのボタンを押すと
テレビの電源がつくけど、そのしくみを知らなくても
リモコンを使いこなすのにはとくに不便がない、
といった事例を考えれば、
かならずしも完璧な理解を最初から求める必要が
ない、ということがわかります。
簿記に関しては、理解と基本の型を繰り返し覚える
行動は、並行して進めていくのが吉だと考えられます。
理解ができるところはしっかり理解を深めながらも、
はじめはいくら考えても分からないところでは、
いったんそこのこだわりから離れて、
わりきって処理のパターンや公式などを覚えて
先に進み、一巡して二巡目に戻った時に
理解できればOK!といったやり方も時には
有効ですよ。
柴山政行