自分と違う意見、自分が望まない状況を目の当たりにしたとき、
ややもすると「勝ち負け」のコミュニケーションになってしまう場合が
あります。
違う意見に対しては、自分の考えを押し通そうと挑戦的な
会話になってしまったり、自分の望みどおりにことが運ばない
時には落ち込んだり激怒したり、感情的になりやすいですね。
人間ですから、感情にとらわれることがあっても不思議では
ないですが、そこからいかに早く冷静な状態に転換できるか、
がその後のパフォーマンスの向上に影響してきます。
これは、勉強でも仕事でもプライベートでも、
いろいろな場面でいくらでも起こりうることですね。
コーチングの世界でも、感情のコントロールに関する
技術的な理論があります。
前向きになれる感情ならば大歓迎ですが、
前向きになれない感情が表に出そうなときは、
できるだけ早くそれを修正したほうが、自分にとっても
周りの人にとっても良い結果をもたらしますね。
思い通りにいかず、一瞬感情的になりそうになった時、
この話を思い出していただけたら嬉しいです。
柴山政行