今回のテーマ
「問題文を音読し、録音して繰り返し聞きましょう!」
よく受験生の方から受ける質問として、
「じっさいの本試験の問題文を見ると、文章が難しくて
理解できないです...」のような話を聞くことがあります。
これは、簿記の計算力の問題も時としてあるのですが、
それ以上に、「本試験の文章が、妥協のない日本語である」
ということをしっかりと理解していただいた上で、その対策を
考える必要があると思います。
ふだんから、漫画や雑誌のよみやすい柔らかい文章に慣れすぎて
いると、簿記検定のような、一定レベルに達していない人は容赦
なく落とそうという意図をもって作られている文章については、
まったく本試験のトラップ(わな)やノイズ(雑音)に対処
できなくなってしまいます。
要するに、「妥協のない文章に対する免疫がない」という
状態なのですね。
この時期になり、例題がどのていど網羅的にマスターできるか、
ということを考えると、忙しい方にとっては、「ちょっと難しいかも」
と思えることもあることでしょう。
そういったご事情も理解できますので、このさい、できないことに
無理にチャレンジするのではなく、不十分な状態でもいいですから、
はやく過去問の文章を読むようにしてみてください。
やはり、音読がいちばんです。
細かいお話は動画の本編に譲るとしまして、
ともかく、「声に出して読む!読む!読む!」です。
そのさい、「理解なんかしなくてもいい!!!!」
わからなくても強引に読み進む、ということを、
繰り返し体感してくださいね。
読書百編、義自ずから通ず、です。
簿記の問題を読み込んでいくと、妥協のない日本語の
訓練になるので、国語力が上がります。
ぜひぜひぜひ、ためしてみてね!!!!!
これ、いつにもまして、本気でオススメですよ~。
柴山政行
関連サイト
→ http://bokikaikei.info