2010年は損益分岐点分析が改善傾向に(日経11*9*6*13) ~一年前のバックナンバー②~ | 会計知識、簿記3級・2級・1級を短期間でマスター【朝4時起き活動のススメ】

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いかがですか?
結論としては、「前年度の売上高の80%にまで減収しても、赤字にならない」
ということがわかりました。

つまり、「収支トントンの赤字回避をするためには、、何%減益まで許される
か?」という質問の答えなのですね。

もちろん、この数値は低ければ低いほど良いです。


そこで、新聞記事に戻りますと、
2009年どの損益分岐点比率は89.7%だったであろうと推測できます。

これが何を意味するかと言いますと、
「2009年の平均では、10%程度の減収で赤字スレスレという、
あまり実際の売上高に余裕がない状態だった」というわけです。

これが、2010年には83.3%と大幅に改善され、16.7%減収になっても、
なお赤字にならないぞ、というお話なのですね。

これは大きな変化ですよ~。

新聞によりますと、このような改善の大きな理由として、
金融危機後の設備投資抑制に伴う減価償却費の減少、
有利子負債の圧縮による支払利息の負担減少、
売上高に対する固定費の比率が2.2ポイント減少の25.4%など、
さまざまな企業努力が成果として表れた形になっています。


業種別で最も改善したのは石油で、71.8%と前期から41.2ポイントも
低下したのだそうです。

すごい変化の仕方ですね。


損益分岐点分析の平均値を年単位で比較してみると、そのときどきの
景気の変動にわりと連動しやすいです。

景気指標のひとつとしても使えますので、自社や取引先の
損益分岐点売上高や損益分岐点比率を出すなどして、比較検討
してみてはいかがでしょうか。
新しい発見があるかもしれません。