lesson.33
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○ 有価証券の売却
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有価証券(株式・公社債)を、後日売却する時は、売却時の値段(時価)で、
代金を受け取ります。
原価との差額は、「有価証券売却益」または「有価証券売却損」という勘定
科目を使って仕訳します。
☆ 得したとき …「有価証券売却益」
損したとき …「有価証券売却損」
そして、
・売却代金を、売買成立と同時にもらえる(現金入金を意味する)なら、
↓
借方に、「現金」勘定を記入します。
・売却代金を、後でもらう(現時点では未収入を意味する)なら、
↓
借方に、「未収金」勘定を記入します。
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★ ここで、復習!!(重要) ★
「○○○」に当てはまる勘定科目は?
1.商品代金の未回収の金額分は「○○○」勘定、
2.商品以外(有価証券や固定資産など)の売却代金の未回収は「○○○」勘定
を使用します。
(答え)
1.売掛金
2.未収金
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<仕訳例: 原価よりも低い値段で売却した場合(即座に現金入金)>
(借)現 金 ××(貸)売買目的有価証券 ××
有価 証券 売却損 ××