5分で完結!小学生でもわかる簿記入門 ★ 33-1 | 会計知識、簿記3級・2級・1級を短期間でマスター【朝4時起き活動のススメ】

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lesson.33
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 ○ 有価証券の売却
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 有価証券(株式・公社債)を、後日売却する時は、売却時の値段(時価)で、
代金を受け取ります。

 原価との差額は、「有価証券売却益」または「有価証券売却損」という勘定
科目を使って仕訳します。


  ☆ 得したとき …「有価証券売却益」
    損したとき …「有価証券売却損」


 そして、
 ・売却代金を、売買成立と同時にもらえる(現金入金を意味する)なら、
       ↓ 
     借方に、「現金」勘定を記入します。

 ・売却代金を、後でもらう(現時点では未収入を意味する)なら、
       ↓
     借方に、「未収金」勘定を記入します。


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 ★ ここで、復習!!(重要) ★

 「○○○」に当てはまる勘定科目は?

1.商品代金の未回収の金額分は「○○○」勘定、
2.商品以外(有価証券や固定資産など)の売却代金の未回収は「○○○」勘定
  を使用します。



(答え)

1.売掛金

2.未収金



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 <仕訳例: 原価よりも低い値段で売却した場合(即座に現金入金)>

  (借)現         金  ××(貸)売買目的有価証券  ××
     有価 証券 売却損  ××