私は、簡単なあいさつを済ませると、面接室のすぐ外にあるエレベーターの前へと進みました。
エレベーターのボタンを押そうとしたときに、ちょうどわたしのいるフロア-をエレベーターが通過してしまい、いったん上の階に行ってから、戻ってくるまで待たされる羽目になりました。
最上階のランプがいったん点灯しました、そこからなかなか降りてきません。どうやら、乗降者がたくさんいるようです。
「ついてないな…」
そう思って待っているうちに、2~3分は経ったでしょうか。
すると、さっきの面接場所のあたりから、所長さんらしき声が聞こえてきました。
「やっぱり、会計士は使いずらいよな。無資格者のように雑用を頼むのも気を使うだろうし…」
「そうですね」
壁に耳あり、障子に目ありです。これで、不採用が決定的になりました。
公認会計士の資格を持っていることで、かえって個人の税務事務所に就職するのが難しくなるとは、なんとも皮肉な話です。
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