教えるとは、「技術」・「知識」・「実地」の機会を与えること (その5) | 会計知識、簿記3級・2級・1級を短期間でマスター【朝4時起き活動のススメ】

会計知識、簿記3級・2級・1級を短期間でマスター【朝4時起き活動のススメ】

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ここで、「約束手形を受け取る」という行為の思考手順を
次のように分解します。

1「商品を引き渡した」

2「代金を受け取る権利(売上債権)を手に入れた」

3「約束手形の受取は、手形代金を受け取る権利の増加である」

4「手形の代金を受け取る権利の増加は、受取手形という勘定の借方に記入する」

ここまで噛み砕いて思考すると、裏書譲渡という取引にも
スグに対応できます。

1「商品を仕入れた」

2「代金を支払う必要がある」

3「今回は、手持ちの手形債権(手形を受け取る権利)を譲渡して代金にあてた」

4「手形の代金を受け取る権利の減少だから、受取手形勘定の貸方に減額記入する」


このような簿記的思考プロセスを常に働かせることができるので、
本質論を常に学んでいる受験生は、裏書譲渡の問題で「貸方に支払手形」と
やってしまうことは、まずありません。

一事が万事で、あらゆる簿記のテーマには、その背後に原理原則に従った
「会計的な思考プロセス」が必ず存在します。