以前私が王将の大東社長さんとお会いした時も思いましたが、
マーケットで勝ち抜く優位性の源泉は、どうやら損益計算を軸とした
原価意識の徹底と、そこから生み出す収益の最大化の日常的な
研究・改善活動にあるということがわかりました。
成功の核心は、「実は、本当に地味な行動の積み重ね」なのですね~。
あ、地味な行動の積み重ねといっても、レベルが違いますよ。
何十じゃありません。何百でもありません。
最低で何千、ふつうに何万です。
これ、「凡人が天才に勝つ、偶然以外の最大の競争戦略」ね。
簿記検定1級や税理士・会計士の試験合格もそう。
あれは、凡人が天才・秀才と対等に戦えるマーケットの一つです。
要するに、「天才が10やる間、凡人は100やっておけばよい」だけの
話です。
簡単ですよ。
ただし、その際の障害は、2つあります。
(1)天才の10倍努力できる時間が捻出できないこと
(2)モチベーションが継続できないこと
これらの障害に対しては、それぞれ、処方箋があります。
なぜなら、私自身が典型的な凡人で、その時々の天才・秀才を間近に見ながら、
工夫を重ねて対等以上に勝負してきたので、それと同じことをやれば、
あなたにも十分、天才・秀才といい勝負ができるようになります。
つまり、会計資格ならば、1級・税理士・会計士などの合格ですね。
さて、話をヒットメニューの大原則に戻しますと、
正垣氏は、かつて、毎朝4時に食材を仕入れに市場に出かけ、みずから
各店舗に配送する、という仕事をやっていたそうです。
その過程で、食材の鮮度を保ちながら運ぶための仕組みづくりなど、
経営改善の知恵を多く生み出しているわけです。
加工方法については、作業の単純化・道具の開発・スタッフの多能化など、
商品の魅力アップと作業の効率化を進めていることが、本から読みとれます。
いずれにせよ、これから向こう1年くらいは、いつもカバンにしのばせておき、
通勤途中やちょっとした空き時間にぱらぱらとめくり、使えそうな所から
自分の仕事にとりいれてみるだけでも、あっというまに材料代(書籍代)の
1,470円は回収できるのではないでしょうか。
本日は、ビジネスに活かせるお勧め図書のお話でした。
柴山政行