○ 約束手形の割引
前回の裏書のところでも説明したように、約束手形を受け取ると、手形に
記載された金額は、満期日が来るまで銀行に振り込まれてきませんね。
受取人にとっては、満期までの数ヶ月間、入金がないのです。
そこで、前回では、約束手形の裏面に署名等をして、支払手段として使え
るということを学習しました。
今回の割引も、同じく手形の裏面に署名をするのですが、その手形を
銀行に持ち込んで、一定の割引料を差し火たかれた金額を、早期に入金できる
というところが違います。
もういちど、せいりしますと、割引とは、手形の裏面に署名等をし、銀行に
持ち込んで、割引料を引いた残額を早期にもらえる制度なのです。
銀行だって商売ですから、たとえば10万円の手形を持ち込んだら、1千円
とか2千円とか、手数料代わりに天引きしますよね!
この天引き部分を、簿記の世界では、「手形売却損」勘定を使って借方記帳します。
(仕訳例)
手持ちの約束手形(額面200,000円)を、銀行で割引に付し、割引料8,000円
を差し引かれた残額を、当座預金に受け入れた。
(借)当 座 預 金 192,000 (貸)受 取 手 形 200,000
手 形 売 却 損 8,000
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