【連載】数字が苦手でも会計士になれたユニーク学習法 26-3 | 会計知識、簿記3級・2級・1級を短期間でマスター【朝4時起き活動のススメ】

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すると、2回目の後半あたりから、面白いことに気付いたのです。

「あれ?この考え方、ちょっと前にも見たことあるぞ!」

何となく、似たような思考プロセスが、あちらこちらで目に入ってきます。これはどういうことでしょう。

上手くはいえませんが、科目全体を貫く「思考パターン」あるいは「底辺に流れる大きな制度趣旨」のようなものを、少しずつ実感として身に付けていたからではないでしょうか。

たとえばミクロ経済学なら、それは「財の価格をどうやって決めるのか?」という全てに共通する問題意識があります。

それを財の供給者である企業の側、あるいは財の需要者である個人の側で、それぞれの立場から、少し計算手順を変えて考えているだけだ、としたらどうでしょう。

要は、「科目の全体像を実感として理解し始めた時」に、急激な進歩を実感するのです。

そして、それから少し遅れて、その実感がテストの高得点として、表面に現れてきはじめました。こうなるともうしめたものです。あとは、「やればやるほど理解が進むから楽しい!」という状態になります。

3回目の解き直しが終わる頃には、「ああ、これで経済学は大丈夫だな」と、確かな手ごたえを感じました。

これは受験勉強に限らないことですが、生身の人間である以上、何かを学ぶという努力は、「根性」や「気合」だけでは続きません。

一番大事なことは、何よりも、「できる」「わかる」「もっと知りたい」という、小さな達成感と旺盛な好奇心を持ち続けることなのです。

そういう意味では、経済学は、勉強の原点を私に教えてくれた、貴重な試験科目といえます。