そこで、「債権の発生」を左側に書く時、大黒屋が「借り方」となる、
という意味で、T字型の左側が「借方」といわれるようになりました。
(借方) 大 黒 屋(が)
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1 50万円 |
|
そして後日、大黒屋から、別の取引として20万円商品をつけ(掛け)で
仕入れたとしましょう。このときは、逆に、大黒屋が「貸し側」で、
当社が資金の支払いを待ってもらっている状態になりますね。
つまり、当社が「借りを作る」ということは、相手が「貸し方」となる
ことから、借方の反対(右側)に記入することを「貸方記入」なんていうの
です。貸方は、英語では“Credit”または
“Creditor”といいます。略語は cr.)です。
大 黒 屋(が)(貸方)
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1 50万円 |2 20万円
|
このように、人名勘定の相手方の立場から、「左=借方」、「右=貸方」
と呼ばれていたのが、やがて、簿記のすべての手続きで「左=借方」、
「右=貸方」と呼ぶようになったわけですね!
ともあれ、現在の簿記では、次のようにおぼえておいていただければ、
よいと思います。もちろん、無理して暗記しようとしなくてよいですよ。
そのうち慣れますから!
◆借り「借方、借」⇒ひだり
◇貸し「貸方、貸」⇒み ぎ
☆「借方」「貸方」という表記を使った記帳例☆(前回の練習問題より)
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* *
* - 仕 訳 帳 - (単位:万円) *
* 1 *
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* | : | *
* |(借方)現 金 50 : (貸方)借 入 金 50 | *
* | : | *
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試 算 表 (単位:万円)
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借 方 | 勘定科目 | 貸 方
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( 300) | 現 金 |
| |
| 借入金 | ( 140)
| |
| 資本金 | ( 100)
| |
| 売 上 | ( 60)
| |
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( 300) | 計 | ( 300)
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※ 借方記入の合計300万円と貸方記入の合計300万円は、必ず
一致します。これを、「貸借平均の原理」といいます。
今日はココまで!
おつかれさまでした(^^♪
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