ただ、セオリーとしては、100人のうち、80人以上の方には、3級でさえ、通信か通学をお勧めします。やはり、これまでに専門学校や塾などでつちかってきたノウハウに基づくカリキュラムを購入するのが、もっともあなたの大事な時間を節約する近道だからです。
効率的な勉強法を独力で見つけるには、相応の忍耐と試行錯誤が必要です。
したがって、マイペースで勉強したい人にとっても、8割以上の方には、少なくとも通信が良いでしょう。
通信講座で勉強するにしても、極力、同じ環境の学習者があつまる機会があったら、そこに参加して、モチベーションを維持したほうがいいです。
一番の勉強法は、「自分より少しできる人と競争する」ことです。
これが、どんな素晴らしい勉強メソッドにもまさる学習法ですよ。
私にとっては、受検一年目に出会った東大君が、目標でありペースメーカーでした。
自分より力のある人間を見つけることが、最高の勉強法である、ということを肝に銘じておきましょう。
そういった意味では、やはりペースメーカーおよび競争相手を最も見つけやすいのは通学です。したがって、環境が許すなら、基本として通学の方法を選ぶのが一般的にはもっとも有利です。
次に、遠い所に住んでいるとか、時間的に難しいなどの理由がある場合には、今はインターネットや輸送手段が発達していますので、通信をお勧めします。
通信ならば、工夫次第で通学に近い状況を作ることも可能です。
その時は、まめに通信の担当講師や担当者に質問をしたり相談をしたりするなどして、コミュニケーションを時々とることをお勧めします。
ただし!その時も、できるだけ合格に近い人、合格者に多く接している人、あるいは合格した人とつきあいましょう。つまり、通信の場合は講師や学習経験ないし相談経験豊富な担当者などです。もしも成績上位者とコミュニケーションできるような場があれば、それも活用したいですね。
私の受験生時代の経験ですが、「弱い者は群れたがる」というのも一つの真理です。受験生同士の集まりやメールなどのやり取りが、「単なる傷のなめ合い」となったら、それは共倒れの危険性大なので、そこは、付き合い方も本当に気をつけましょう。
厳しい見方かもしれませんが、人は、「一人で落ちていくことを嫌う」習性があります。仲間を作りたがるのですね。これは、会社でもそう。自分の立場が怪しくなってくると、仲間を作りたがることって、ままありますね。勉強仲間でもそうです。
だから、こと目標を持って勉強するなら、普段つきあう勉強仲間は、意識しておくことが大事です。ちょっとクールな話で申し訳ありませんが、ここは「今、自分が求めているものは何なのか?」という目的との兼ね合いです。
友達作りなら、別の場所でもできますしね。
独学は、簿記3級のような基本的なレベルが目標か、その目標に対して自分で勉強法の確立やスケジュール管理ができるならOK、ということになります。
(8③につづく)