【 シネマメモ帖 「キッド」(淀長3/100)】言わずと知れたチャップリンの名作。本... View this post on Instagram 【 シネマメモ帖 「キッド」(淀長3/100)】 言わずと知れたチャップリンの名作。 本作は「笑って泣ける映画」の元祖でもあります。 ひょんなことから捨て子の面倒を見ることになった浮浪者ことチャップリン。 いつしかチャップリンに父性と母性の両方が目覚めます。 やがて子は5歳にまで育ち、血は繋がらなくとも、本物の父子以上の強い関係が生まれます。 父子であり、ときに相棒同士である二人の絶妙のコンビネーション(子が窓ガラスを割った後にチャップリン窓ガラスを売りに来る、といったインチキ商売の件など)が実に笑えます。 やがて、子の本当の母親が現れ、チャップリンの元から子を取り戻そうとしますが、このときのチャップリンの子を守るための奮闘ぶりはまさに「父親」「母親」を超越した存在そのもの。 笑いの振り幅が大きい分、ここでの奮闘ぶりで泣きの振り幅が大きくなります。 ほぼ100年前にすでにこのような「笑って泣ける」演出を見せ、上映時間約1時間でストーリーをまとめるチャップリンの異才に脱帽です。 映画好きなら、やはりチャップリンの作品は観るべき、と実感しました。 #チャップリン #映画好きと繋がりたい しろかわつよしさん(@t.shirokawa)がシェアした投稿 - 2019年Feb月4日am4時35分PST