中学受験の是非、
低学年からの塾はありかというような話は
受験という枠組みの
内側の要因ばかりになりがちな中で、
日本語でも
やっとこういった記事が出てきました

日本の受験システムは世界的にも特殊で、
特に受験による低年齢からの競争
といった部分は
国連から勧告を受けている部分があります

日本は言語的に鎖国なので
ジャニーズの問題同様、
メディアで取り上げられることもなく、
こういった状況を知る人は
ほとんどいないのではないでしょうか

背景には
心理学的、脳科学的なエビデンスがある中で、
低学年から偏差値システムを使う塾が
「教育」を語ることにも違和感があります。
(しかもグローバルな教育について
)

こういう話がでると
擁護に走る流れの方も多く見られますが
大事なのは、
そういう視点もあるのだとまずは受け入れて
フラットに情報を仕入れてみて
どうやったら「健全」な発育と平行して
「受験」という
人間が作ったシステムを乗りこなせるか
自分で考えてみることだと思っています

心理学の教科書を一冊読んでみるだけでも
見える世界が変わると思います。
競争自体が世の中からなくなることはありませんが、
子どもを守ってあげられる「親」が
大人の俯瞰した視点から
子どものために学び考えること。
これが中学受験における親が9割だと
私が思っていることです
