私の小4の偏差値は平均で60くらい
といいたいところですが
一人で勉強し始め
勉強のペースがまだつかめなかったり
理解しきれていなかったのか安定せず
でした。
その中で一番最初に安定したのが国語で、
その理由は単純に解き方を理解したから
なのですが、
その後中高に入り、
国語の授業でスピーチを書こうとするにも
文章が全く書けない、のです。
私の場合は
あるタイミングでみっちり指導され
事なきを得ましたが、
最難関でさえ
テクニックである程度乗り切れてしまう
「受験国語」をマスターしても
社会に出てから必要とされる力はついておらず
困るのは子ども自身です。
恐らくですが、こういう部分が
学歴は高いのに、就職はうまく行ったのに
その中で仕事ができないと言われる人
が生まれる理由なのではと思います。
どんな仕事をするにも、
ホワイトカラーであれば
文字でのコミュニケーションがほとんどです。
「受験でうまくいった」の中には、
土台がしっかりあってうまくいった人
テクニックだけでうまくいった人
がいて、
受験結果を優先しすぎるが故に
数値で測ることができない部分を
おろそかにすることで被害を被るのは
受験や就職のあとも人生が続く
子ども自身です。
そして、私がが受験を必要悪
だと考える理由の一つは、
私自身のこの経験にあります。