話が少し前後しますが、


以前書いた通り、


最近の風潮である

復習型の塾と

我が家の教育方針が合わない


というところに加えて

気になったことは、



問題の中の「ロジック」ではなく


低学年期でも

「受験テクニック」の視点から

説明をしている塾が多い気がする


という部分でした。



自然科学として普遍的なもの、


ではなく


こういうやり方をすれば

テストで間違えることはありません!


と受験テクニックから入ってしまうと

その問題の「肝」に触れることができず


同じ傾向の問題なのに

「難問」になると解けない、

が発生すると考えています。



「受験テクニック」自体は「工夫」なので

それ自体が悪ではないのですが、


そこからスタートしてしまうと

逆に遠回りという印象。




幼児期や低学年に

机上の勉強はあまり必要ない

と言われているのは

結局この考えに繋がっていて、



手を動かし

自ら「自然」に触れ、


そこから「ロジック」を

自分なりに見いだしていくこと。



知識が比較的少ない時期だからこそ

それが自然にできるのが

乳幼児期から低学年にかけて、


それをやったことがある子供は

遊びの中で自然に「ロジック」を

見いだしているからこそ


それが「勉強」の形になっても

応用できる、というイメージ。




そういう意味で

受験に対するアンチテーゼ的にできたような

「算数塾」「国語塾」みたいなところは


同じ「塾」と言う言葉を使っていても

全く別のもので、



ロジックから攻めた授業をしている場所もあります。


受験や学校という世界を

卒業した後の人生のことを考えると

大いにあり、だと感じ、



我が家でも算数だけは

上記のような場所を活用しています。




そういう場所を選ぶ際のポイントは


受験テクニックを教える場所ではないこと、

(それなら受験塾に通えばいいため)


また、欲を言えば先生が修士、

更に欲を言えば博士であること、


子供に学びの主導権があること、

具体物を使ったり実験しがち


でしょうか。