方法論をどうこうする前にまず愚息の状況を知ることが大切だと痛感しました | 中学生の勉強法と親の心得 ~塾長直伝! 高校受験対策と反抗期の対応法~

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 wataru様から、成績アップの扉を開くミニセミナーのご感想をお寄せいただきました。

 

 最後まで大切にお読みいただきまして、誠にありがとうございます。
 こちらで、ご紹介と御返事をさせていただきますね。

 



メールセミナーに初めて参加しました。テンポよく最後まで読ませていただきました。

方法論をどうこうする前にまず愚息の状況を知ることが大切だと痛感しました。

反抗期という話が何度も出ましたが今時の反抗期は私たちとは違い明確にわかりません。この程度なら違うのかと思ったりもします。

反抗期もそうですが勉強も所詮学習「欲」が原動力と考えています。社会的基盤の整った今の日本で「欲」を出せってなかなか難しいなあと改めて考えさせられました。

 



 メールセミナーを通じ、参考にしていただけるところがあったようで幸いです。

 

 おっしゃるように、改善のための方法論を決めるためにも、状況を正しく捉えることが大切ですよね。そうしないと、いくら対処を頑張っているつもりでも全く手応えが得られないという、「のれんに腕押し」や「ぬかに釘」の状態になりがちですから。

 

 また、昔と今の反抗期の違いは、細かいところで言うと、もちろんいろいろとあるのですが、本質的なところで言えば、そこまでの違いはありません。

 実際に、共働きやシングルマザー(ファザー)の増加、インターネットやスマートフォンの浸透による生活の変化、少子化と地域の結びつきの弱まりによる教育環境の変化など、周囲の社会環境が大きく変化したことで様々な影響を受けていますが、そもそもの「親子」という関係性は変わらないですからね。

 そのため、子供の立場で考えてやる想像力と、それに適応する実行力とがあれば、どれだけ世代が離れたとしても、通じ合えないということはありません。ただ、裏を返せば、こちらの立場でしか考えようとせず、思い込みや価値観を押しつけるようなのは確実に失敗の元ですから、そこだけは忘れないようにしたいですね。

 

 最後に、満たされた今の環境だからこそ、「欲」を持ちづらいというのはそのとおりだと思います。それゆえに、今の欲を持たない若い世代に対して、上の世代の人間が別の生き物のように感じてしまう瞬間もありますよね。

 ただ、それでも人間は欲を持たずにいられない生き物であり、正確には「欲を持たなくなった」のではなく、「持つ欲の種類が変わった」と言えます。そこを正しく捉えて、うまくポイントを押さえていくことが、いわゆる「やる気」を出させる際の巧拙にも関わってくるわけですね。

 なかなか深いテーマですが、とても面白くもあるところだけに、過去にいくつかの機会で取り上げてきましたし、また折に触れて取り上げていければと思います。


 最後に、わざわざご感想をお寄せいただきまして、誠にありがとうございました。

 

 

 



今回、ご感想をお寄せいただいたメールセミナーはこちらです。

 「成績アップの扉を開くミニセミナー ~中学生の親ができること、やるべきこと~」

 

 

 

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