教育に関連するニュースをお届けしています。
今日お届けするのは、スマートフォンの持ち込みに関する記事です。
大阪府教育庁は27日、児童や生徒が公立小中学校に携帯電話やスマートフォンを持ち込む際のルール作りに活用するガイドラインを策定した。各市町村教育委員会や専門家に示した素案より「登下校中の安全・安心のため」との目的を強調し、「校内では電源を切る」との項目を追加明記した。
27日午前の教育委員会会議で異論が出なかった。委員からは「携帯を持たせることが目的ではない。ガイドラインを通じて話し合うことが大切だ」などの指摘があった。27日中に各市町村教育委員会に通知する。
府教育庁は2019年度からの持ち込み容認を決定。許可の是非は市町村教委や各学校の判断に委ねる。
引用元:スマホ「校内で電源切る」明記(2019.3.27)
スマホの持ち込み自体については、保護者の間でも賛否があるところでしょうから、ここでは特に取り上げません。
それよりも問題は、持ち込みさせた場合に予想される問題や、分かりきったトラブルなどについて、いかに対策を講じておくかという点です。何しろ、家庭でもルールを決めずに買い与えたり、いい加減なルール運用で失敗したりしているケースが多いわけで、ここを押さえるのは「先生」として指導する側にとっては当然でしょう。
そんな中、教育行政の上層部である「教育庁」や「教育委員会」が指示するものですから、それなりに意味と効果のある対策を期待したいところですが・・・期待はずれと言いますか、むしろ期待どおりと言いますか、ものすごい対策を打ち出してきました(苦笑)
そもそも「電源を切りなさい」と言われて、素直に切れば誰も苦労はしないわけで、そんなことは大人でもろくにできていないのが、電車や病院や飛行機や映画館などを見れば分かりきったことです。
さらに、実際に生徒を教えていれば、余計にその技術的な難しさは身にしみているはずで、そういった部分を無視して、ただ「校内では電源を切る」と項目を追加するだけというのは、何もしないに等しいでしょう。
要するに、大変なところは現場に丸投げということですから、学校の先生たちのさらなる苦労が偲ばれます。働き方改革を謳って、業務多忙の改善を目指していくのであれば、こういうところをこそ仕組み化・システム化して、現場の個々の先生の負担としないことが大切になってくるのですが・・・本当に困ったものですね。
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