教育に関連するニュースをお届けしています。
今日お届けするのは、勉強とは別のものさしに関する記事です。
「ものさし」を替えるといえば、最近、特進コースのある中高一貫校の広報部の先生にこんな話を聞きました。その先生は、広報部という仕事柄、特進コースの大学進学実績などを外部向けにアピールする機会が多いこともあって、知らず知らず「特進コースの生徒は優秀」という見方をしがちだったそうです。しかし、音楽サークルの顧問をするようになってから、その見方が変わったといいます。音楽のセンスや演奏の上手下手は成績とまったく関係ありませんし、友達から頼りにされる子も、楽器の片づけなど皆のために率先して働く子も、コースとは無関係です。どれも当たり前のことですが、「音楽」という勉強とは別のものさしがあってこそ、気づけたことだったというのです。
引用元:合否をどう受け止めるか [高校入試](2018.2.26)
文中にあるとおり、まさに「そんなの当たり前だろう」という話なのですが、受験指導の現場では、こういった視点を見失ってしまっている先生も多いのは事実です。それと同時に、こういった当たり前のことを見失ってしまっている親御さんも大勢いるのが、実際のところではないでしょうか。
実のところ、「**高校の生徒は」「**コースの生徒は」「**クラスの生徒は」という形で生徒にレッテルを貼っている時点で、指導力が無いことを感じさせてしまいます。なぜなら、力のある先生は個々の生徒で判断することを当然のこととしており、そんなクラスやグループなどといった属性は、個々の生徒の本質とは関係が無いことを知っているからですね。(もちろん、厳密には「集団が与える影響」というものも踏まえなければならないため、「関係が無い」というのは言い過ぎです。ただ、それは個々の生徒の本質をより深く知るための材料にするわけで、「集団への評価=個の評価」となるようなずれた見方はしません)
今回の話だと「音楽」が別のものさしに挙げられていますが、そういったものさしは、実際には無数にあります。もちろん、教育者の立場であれば、わざわざ「勉強」や「音楽」という二次的なものさしを持ち出さないと、その生徒の本質が見えてこない(つまり、個々の生徒の人間性に関わる部分を見るための一次的なものさしを持っておらず、アンテナも働いていない)のは力不足としか言いようがありません。しかし、一般の親御さんの立場では、そういったアンテナが働かなくてもしかたないことですし、子供に近い親という立場だからこそ、アンテナが働きにくいという現実もあります。
そういった意味でも、時にはあえて別のものさしを持ってみることが、子供の新しい姿や違った一面を見る大きな役に立つのではないかと思います。
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