教育に関連するニュースをお届けしています。
今日お届けするのは、高校生の塾費用に関する記事です。
高校生が塾に通うためにかける費用が、公私立ともに過去最高を更新し、公立高の生徒の平均が初めて年間10万円を超えたことが、文部科学省が22日に公表した調査の結果で分かった。一方、芸術・文化やスポーツにかける費用は長期的にみると減少傾向にある。
学習費の調査は2年ごとに実施している。今回は2016年度の結果で、全国の公私立幼稚園と小中高校に子を通わせる保護者約2万3700人が答えた。
その結果、高校生が学習塾に年間かけている平均額は公立10万6767円、私立17万1462円で、公私立とも4回連続で上がった。塾に通う割合は公立35・4%(14年度比2・0ポイント増)、私立43・6%(同4・6ポイント増)だった。一方、芸術やスポーツなど「その他の学校外活動費」の平均額は公立3万2169円、私立5万4964円で、長期的には減少傾向にある。
引用元:高校生の塾費用、公立も年10万円突破(2017.12.22)
高校から初めて塾に通う・・・ならまだ捻出もしやすいでしょうが、実際は小中学生の内から塾に通っていて、もっと高い金額を払い続けている家庭も多いですよね。
特に、私立中学受験をするような場合は、ただでさえ早い内から塾費用がかかるのに、せっかく進学指導が良いからと思って入れたはずの中高でも、公立以上に塾通いが必要になるなど、かかる教育費は青天井です。
今回の調査でも、公立が年に平均10万なのに、もともと学費が高くて面倒見が良いはずの私立のほうが平均17万円もかかっているという、普通に考えたら意味不明な数字です。私立のほうが面倒見が良くて受験指導もしっかりしてくれる・・・というのは、単なる思い込みにすぎないというのが見えてくるデータですね。
なお、ほとんどが高校受験に挑戦することになる中学生と違って、高校生の場合はFランク大学や専門学校や就職といった、受験がいらないか、あってもごくごく軽い他の進路がいくつもあります。
そのため、実際には塾に通っていない生徒や、通っていてもごくごく軽くで済んでいる生徒も大勢いて、そういう生徒が塾費用の平均を大きく押し下げることになります。
実際、この程度の金額ではとても足りず、そこそこの大学を目指して進学塾に通うような場合は、この何倍もかかります。こういった報道を見て「10万(17万)なら意外と安いな」などとは思わないようにご注意くださいませ。
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