教育に関連するニュースをお届けしています。
今日お届けするのは、スカラシップ・アドバイザーに関する記事です。
学生向けの奨学金制度が来年度から大幅に見直されるのを受け、政府は来年度から、ファイナンシャルプランナー(FP)を高校などに派遣する「スカラシップ・アドバイザー(仮称)」制度をスタートさせる方針を決めた。
将来の返済計画の相談に応じつつ、新制度の周知徹底を図りたい考えだ。
FPの派遣規模は、全国で2500~3000人を想定。国の奨学金を運営する独立行政法人・日本学生支援機構から事前に奨学金制度についての研修などを受け、必要に応じて高校などを訪問する。派遣後に同機構から謝金が支払われる。
引用元:高校にFP派遣、奨学金返済で助言(2016.12.25)
スカラシップアドバイザー制度自体は、文科省が公表している「給付型奨学金制度の設計について 議論のまとめ」の中にも出てきますから、そういう方向性があることは事実です。ただ、引用元の読売新聞の記事はすでに削除されてしまっていることもあり、ここで出て来る派遣規模などの数字について、正確なところは不明ですね。
奨学金制度がかなり複雑になった上に、今後の順次変わっていくことが予想されますから、生徒や保護者が返済計画などの相談ができる窓口のようなものは不可欠です。ただ、いくら制度が複雑と言っても、そこまで複雑なわけでは無いですから、そのためにわざわざ膨大なコストをかけて大量のFPを派遣するのだとしたら、さすがに大げさだと感じる部分はあります。
とりあえず、返済の話に限って言えば、貸与型の奨学金とは要するに多額のお金を借金させているだけですから、貸す側がしっかりと説明責任を果たせば(そして、それを聞かない人や理解できない人には貸さないようにすれば)、済んでしまう話です。
一方で、派遣されたFPが、返済計画の話だけに終わるような拙劣なことはせず、その専門性をフルに生かして、生徒と一緒に将来像を見つめ人生設計を語るようなことまでしてくれれば、それなりに意義のあるものになるでしょう。(もちろん、そのFPの人間性や社会経験もあった上でのことではありますが)
そうではなく、単に制度説明や返済計画の話をするだけなら、そこに使うお金を奨学金や利子の補填に回したほうが良いという話になってきます(笑)
最近は、保険商品の販売低下などで困っている「名ばかりFP」がたくさんいますから、そういった人たちへの食い扶持や既得権を提供するだけの場所になるのは絶対にやめてほしいです。
反対に、これを仕事にしなくてもやっていけているのに、わざわざそれを投げ打ってでも関わりたいと思うような良心的で力のあるFPの方々が中心になって参加してくれると良いですね。
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