中学生の子への勉強への関わりとまかせ具合という部分で、このブログは大変参考になりました | 中学生の勉強法と親の心得 ~塾長直伝! 高校受験対策と反抗期の対応法~

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ポコポコ様から、お寄せいただいたメッセージのご紹介です。
いつもお読みいただきまして、誠にありがとうございます。



ちょうど一年前に塾のことで、相談させていただきました。

塾に入るか独学かと迷っていましたが、入るなら、春の方がよいとのお返事をいただき、検討して、入塾しました。

結果的には、当初の目標校を上回る、手が届かないと思っていたトップ校に合格し、中々実感がわかない気持ちでいます。

独学では、届かなかった、もしくは判断する情報が少なくて、受験に踏み切れなかっただろうと思います。

また、子どもも友達がたくさんいて、毎日とても楽しそうで、仲間と一緒に頑張れたと思います。

塾に通っただけで、なんでも出来るようになるわけではないと、ここのブログのおかげで、幻想を抱いてはいなかったので、そこは、結局、自分がやらなければ、出来ないんだよ。と子供には話していました。
でも、集団指導とはいえ、授業も楽しんで、学んでいたようですし、学習ペースや、妥当な志望校を相談出来たりと、塾ともいい関係で来られました。

ですので、とても感謝しています。しかし、塾代は馬鹿にならない値段で、いい塾なら入った方が、色々情報も整理して得られるので、大学受験や下の子達もとなると、学歴はお金次第なのかと、少々複雑な気持ちでもあります。

素直で少し心配性の息子は高3にはまた塾に行きたくなるかもといい。夫は独学だった人なので、塾にばかり行って、受身の子が多いから、仕事をする時に使えないんだといい。

また、三年後に悩みそうな気配です。

都立高校は面倒見が良くなっているとのことなので、期待したいです。

中学校にも塾にも恵まれたと思いますが、中学生の子への勉強への関わりとまかせ具合という部分で、このブログは大変参考になりました。中々、その辺りの匙加減について紐解いている方は見かけない気がします。

良心的な先生とのいい出会いでした。ありがとうございました。

まだ、下の子もおりますので、引き続きメールマガジン楽しみに読ませていただきます。

 



 手が届かないと思っていた高校への合格、誠におめでとうございます。

 良い塾が見つかれば、独学以上の成果を得られる場合もありますし、悪い塾ならば、独学のほうがかえってうまくいく場合もあるものですよね。そうした中で、良い塾と巡り合うことができたのは、本当に良かったと思います。

 塾代については、なかなか悩ましいところですよね。指導を手厚くするにはそれだけコストもかかりますし、良い教師を揃えるのに人件費もかかるため、良い塾ほど値段が張る部分があるのはしかたのない部分もあります。
 一方で、宣伝費やブランドイメージにばかりにお金を使って、値段が高いだけで中身が全く伴わない塾など(笑)、高くてもハズレの塾はその何倍もあります。事実、そういう方々からのメッセージもいただいており、同じ業界にいる者として本当に申し訳なく思っております。
 そうした中では、選ぶ側にも良い塾を見抜く眼力のようなものが求められるのが現実ですから、そういう意味でも、良い塾選びができたのでは無いでしょうか。

 なお、「学歴はお金次第」については、確か以前に東大生に占める高年収世帯の割合の高さなども取り上げたかと思いますが、事実として厳然たるデータもあるところです。ただ、「お金があれば有利」なのは否定しようの無い事実としても、決して「お金が無ければ何ともならない」ものでも無いと、個人的には思っております。
 また、お父様も言うように、受け身の人間が増えてしまっているのは、受け身な生徒を育てる教育の影響が否定できません。昨今は学校でも面倒見が重視されていますが、保護や干渉が増えれば増えるほど、自力で乗り越える力が育たない可能性も増す点には注意が必要です。
 ちなみに、これは「面倒見の良さ」自体が悪なのでは無くて、あくまでも「受け身の人間を生み出すタイプの面倒見の良さ」が悪いだけです。それが「自立を促す方向の面倒見の良さ」であれば、ただ放置して見守るだけよりも、はるかに力強くスピーディーに自立しますから。そういう意味で、ぜひ今後も上手にサポートしていってあげてくださいませ。

 最後に、勉強への関わり方と任せ具合などの点で参考にしていただいたようで、誠にありがとうございました。
 おっしゃるように、そのあたりのさじ加減について触れているところは少ないですよね。と言いますか、そもそもその部分で「さじ加減が必要だ」という発想自体を持たない指導者が多いのが現実だと思います。そのことが、放置されたままになっている生徒や、受け身すぎる状態の生徒を作り出している部分もあると思います。
 まだ下のお子さんもおられるようですから、今後も参考にしていただけるような内容をお届けできるよう精進して参りますね。こちらこそ引き続きよろしくお願いいたします。

 わざわざご報告をいただきまして、誠にありがとうございました。

 

 

 

 

 

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