今後学校へは行かず、塾で勉強して受験すると言います | 中学生の勉強法と親の心得 ~塾長直伝! 高校受験対策と反抗期の対応法~

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ラッキーちゃん様から、お寄せいただいた教育相談のご紹介です。

 


 

8月25日のメールマガジンを拝見し、まさにその状況の真ん中のいます。
続きを是非とも読ませていただきたく相談させていただきました。

息子は中学3年1学期の終わりから学校を休み始めました。
理由はカウウンセラーの方から聞き出してもらったところ、担任の先生が原因でした。
数々の暴言、嘲り笑うような言葉など些細ですが積もり積もったようです。
2年、3年と偶然にも同じ担任で、今思えば2年の2月ごろから3月まで原因不明の腹痛により時々学校を休んだこともありました。予兆だったのですね。
学年が変わっても、同じ担任でかなり落ち込んでいましたが、1年の辛抱だから頑張ろう!と励ましてきました。
でも限界がきてしまったようです。

本人は今後学校へは行かず、塾で勉強して受験すると言います。
話し合いもしましたが本人の意思を尊重するしかないと思っています。
内申点については都道府県によって違うと思いますが、私たちの県は全国でも珍しいくらい本番一発勝負らしく、本人もそれを塾の先生から聞いたようです。
ですが、本日のメールマガジンじゃないですが、やる気スイッチは?という感じです。
本人の志望校はトップの公立校で、もう少しというところではありますが、これからみんながやる気を出してくると思うと母親の私は居ても立っても居られない心境です。
きっといつかやり出す、見守ろう、と自分に言い聞かせる毎日です。

私に出来ることはありますか?
しなければならないことはありますか?

 



 大変お待たせしてしまい、誠に申し訳ございませんでした。

 とてもつらい状況であったはずにも関わらず御返事ができなかったこと、本当にお詫びのしようもございません。

 度重なる暴言や嘲笑など、教師として以前に人として許されない行為です。そんな程度の低い人間が、学校の先生でいられる現実は本当に悲しいですね。同じ教育業界に携わる者として、本当に申し訳なく、そして同時に悔しく思います。

 ご相談いただいたのが3月や4月の時点ならともかく、すでに夏休みの時点ともなれば、お子さんも完全にその担任とは決裂しているはずで、顔も見たく無い状況だったでしょう。
 仮に親御さんが強く言ったところで、そこまで至ってしまうともう聞き入れないはずですから、お子さんの「塾で勉強して受験する」という選択は、8月の時点でも「その一択しか無い」とお答えしていたはずです。
(そして、きっと今もその方向で話が進んでいると思います)

 ただ、お住まいの地域が本番一発勝負と言うのは、不幸中の幸いだったと思います。
 そうなると、本番での得点力さえ高めれば良いわけですから、頑張りがいもあると思います。

 ちなみに、学校に通わないことは「内申点」についてはマイナスですが、「得点力」については正直あまりマイナスとは言えません。
 もちろん、中位から下位の生徒で、数日風邪を引いて授業を休んだくらいで、すぐに落ちこぼれてしまうくらい状態であれば、1度も欠かさずきちんと受けるべきですよ。
 しかし、上位の生徒で、しかも1学期を休みがちの状態でいたのに、夏の時点で「トップの公立校にもう少しというところ」の位置にいるくらいの学力であれば、この話は当てはまりません。
 勉強のできる生徒にとっては、学校の授業はむしろ「非効率」ですから、家で自学したほうが効率も学力も上がることさえあります(笑)
 実技教科や各種イベント、対人関係や集団生活の学び場としての価値などもあるため、さすがに学校不要論までは言いませんが、ご心配されている「受験での得点力」に限って言うならば、お子さんがちゃんと学びさえすれば、不利では無いです。
(塾の指導力が高ければ、むしろ有利になります)

 ただ、書かれておいでのように、やる気が出ないままの状態だと厳しいですね。
 おそらく、9月から実際に学校に行くのをやめれば、生徒自身も不安になって勉強を始めると思いますから、そこまで心配はいらないような気はしますが、もし今(冬)の時点でもまだスイッチが入っていなければ、さすがに厳しいです。
 しかし、お通いの塾は良さそうなところのようにも見えますし、もしそうであればお通いの塾で必要な指導をしてくれるでしょうから、今頃はそれなりにうまくいっているのかもしれませんね。

 明らかに状況が変わってしまっているでしょうから、「私に出来ることはありますか?」についてアドバイスを差し上げようも無いのが申し訳無いです。
 また、「続きを是非とも・・・」とあるのも、その回のメールマガジンはきりの良い内容だったため、何を指しているのかが分かりませんでした。
 今さらではございますが、もし何かお力になれることがありましたら、その後の変化や現状等も添えていただきながらお寄せいただけば、次回のブログかメールマガジンにて御返事させていただきますね。
 

 

 

 

 

 

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