(1)今週のPickup!
・将来の仕事を話し合ってみよう
仕事を学ぶ参考サイトのご紹介と、生徒をやる気にさせるコツ
・ぐるっぽの更新情報
「お子さんの通っている中学校では、部活は強制ですか?自由ですか?」
「親の関わり方が学習姿勢を育てる」
(2)今週のブログエントリー
「成績の伸び悩みについて、ご相談です」
「塾や先生には、指導するのが得意な学力層がある」
「塾を変えるべきか否か」
「塾の先生のアドバイスの中身の妥当性」
(3)メッセージのご紹介
えいさ様
「息子、最後まで気づかず…」
(4)楠木塾からのお知らせ
メール会員向けの特典や各種お知らせをお届けします。
・メール会員限定の非公開記事の閲覧方法
・無料メールセミナーのご利用法
・無料ブログ教育相談の受付状況
(5)今週のメインコラム
「先々週の問題の答え」
お待たせいたしました、正解発表です。参考までに、問題を再掲しておきます。
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某塾の某塾長はみかんが大好物で、1ヶ月に2-3箱も平らげてしまうほどです。
そんな彼の得意技は、みかんの中に種があるかどうかを、外から見ただけで、80%の確率で予想できることです。つまり、種があると予想したみかんの80%には本当に種が入っていますし、種が無いと予想したみかんの80%には本当に種が入っていません。
なかなかの確率ですよね。そんな彼に対して、ある実験を行いました。
みかん箱に、10%だけ種のあるみかんを入れ、残りは種の無いみかんでいっぱいにしました。そして、彼には「もしかすると全部が種入りかもしれないし、全部が種無しかもしれない」と伝えておきます。そして、この中から、個数制限は無しで、種があると思ったみかんを全て取り出してもらいます。
このとき、彼が取り出したみかんのうち、実際に種があるみかんの割合は何%になるでしょうか。
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外資系トップ企業の採用面接で出題されるような問題ですから、類題を知っている人もいるかもしれませんね。小学5-6年生でも解ける難易度ですが、親御さんや指導者の方でも十分楽しめる問題だと思います。
ちなみに、元の問題は「みかんの種の有無」では無く、就職で採用される側の「能力の有無」がテーマです。採用の場合、80%で能力のある人材を見分けられるとすればかなりの的中率のように思えますが・・・果たして実際に良い人材を得られる割合はどの程度でしょうか。
なお、指導者の方にとっては、「どうやって正解を出すか」だけでは面白く無いかもしれませんから、「どうやって生徒に教えるか」も考えてみてください。これを感覚的に納得させるのは、なかなか骨が折れると思いますよ。