フォーラムの過去ログです。
いつも読ませていただいています。
確かに、どこの塾も指導の指針はほぼ同じですよね。
でも、運営や、実際行われる指導に関しては、その塾によって違いますね。
フランチャイズでも随分差があると思います。
また、指導者によって、子どものやる気や学習の成果が違っちゃいますよね。
相談者さんの塾、ちょっとショックです。
自分の教室が、そうならないように気を付けたいと思います。
私の教室では、プリントさせても、私が直接採点して、
「100点だったぞ~~おめでとさん!」と、声をかけたり、
採点しながら一喜一憂している私を「うるさい(^△^)!」と会員に逆注意されたり
(昨日の話)
良くも悪くもコミュニケーションが取れているかも。
私という人間が、会員にとって先生で大人で、同じ空間を共有している仲間の雰囲気になっていると思っています。
この環境が良いとか悪いとかあると思いますが、
無機質で、ぶっきらぼうな塾はつまらなくて、不安ですね。
雑談染みた投稿でスミマセン汗;
返信は暇なときに気が向いたらで結構です。
楠木塾長の切れ味のいいブログ、大変貴重です。
お体をお大事に、更新待っています。
いつもお読みいただいて、誠にありがとうございます。
いわゆる「綺麗事」はどこの学校、塾でも似たような一方で、実際の運営方針、指導内容等は塾によって大きく異なりますよね。
そして、フランチャイズの中でも差が大きいのはもちろんのこと、大手塾などの全く同じ塾であっても、教室ごとに細かい差異は意外なほどに大きいもので、塾選びには「塾ごと」ではなく、「教室ごと」で選ぶ心づもりが大切だと思います。
もちろん、お書きいただいたとおりに、指導者によっての違いも本当に大きいものですよね。そこが指導する側からすればやりがいでもあり、頑張りどころでもあるのですが、生徒や保護者の側からすると、塾選びが余計に難しくなる一因と言えそうです(苦笑)
また、指導者の側からすれば、今回の件を読んで、「うるさい保護者だ」と捉えるか、投稿者様のように「そうならないように気をつけたい」と思えるかは、大きな違いですよね。
>この環境が良いとか悪いとかあると思いますが、
>無機質で、ぶっきらぼうな塾はつまらなくて、不安ですね。
素晴らしい塾の中には、生徒との距離が近い塾もあれば、教師と生徒の区分けがはっきりした塾もありますよね。また、温かい雰囲気の塾もあれば、厳しい印象の塾もあります。
もちろん、そのどちらもが1つの理想形でしょう。しかし、どんな場合であっても絶対的に通じるのは、「生徒とのコミュニケーション」や「より深い部分での心の交流」が必要不可欠であることです。
先生の厳しい優しいも個性で良いですし、包みこむ指導か突き放す指導かも、個々の教師なりの芯の通ったやり方であれば成立します。しかし、その根底に流れるものが抜けている方の指導は、指導力の面でも、生徒からの信頼の面でも、実績や評価が得られませんよね。
ですから、ぶっきらぼうな塾や教師であっても、本質さえ押さえていれば、それはそれで成立するものです。
ただし、持たれるご不安はまさに適切で、そうした
塾や教師ほど、本質を抜かしたままに、形だけの厳しさや威厳を保とうとして、中身があるとは言えない指導をしていることが多いのですね(苦笑)
ちなみに、新人講師やバイト講師へする研修の際には、その塾や研修講師の理想とする方向性を押しつけることが多いです。しかし、「基礎」を身につけた上
で、そうした「本質」の類さえ見失わなければ、あとは個性を反映して良い部分であり、会社や上司が縛りつける必要の無いところだと考えています。
結果的にそれが良いかどうかはともかく、私はそういう形を好みます。それは、生徒の可能性を勝手に縛りたくないように、教師の可能性も勝手に縛りたくはないからですね。
誤解を与えないために回りくどく書きましたが、、それらを踏まえた上で私個人の好みを言えば、ざっくばらんであたたかい雰囲気のほうが好きですね(笑)
ですから、とても共感できます。
ここまで、御返事もしっかり雑談めいたものになりましたが、ご容赦くださいませ。
>楠木塾長の切れ味のいいブログ、大変貴重です。
ご評価いただき、誠にありがとうございます。
敵を作らない程度の切れ味で(笑)、頑張ってまいりますね。
お忙しい中、ご返事いただきありがとうございます!
「本質」って、大事ですね。厳しい教室も憧れたりします。色々調べて知識がつくたびに、欲が出てきます。
・・・今の日本の教育現場の現状を考えると、せめて学習塾ぐらいは厳しく!と思うこともあります。
ですが、・・・・私には向かないのです。とほほ・・・
私の教室は、強靭な耐性を求める学習塾ではないので、一定のルールをもとに、会員と指導者が居心地良く充実した学習環境であればと思います。
特に、私の教室は、日本の小学生の学力の「底辺」を支える教室なので(^^;)
中には、中学受験前提の低学年のお子さんを預かっているので、「頭が良いだけの人間にする気はないよ!」と泣かすほどの徳育もぶつけていますが、時々オセロなどを一緒にしたりします。泣かした次の学習日も元気に通ってくれるので、可愛いです。
その子たちのこと、我が子のことを考えて、いつも楠木塾長のブログやメルマガを読ませてもらって視野を広くして・・・タイミングよく彼らを良い進学塾に送り出してあげたいと思っています。
耐性が弱い子、学力が学年以下で大変な状況の子に対しては、優しく優しく対応していたりします。甘やかしはいけませんが、学力が足りない苦しさに配慮も必要で・・・
決して平等とはいかないので、とても、さじ加減が難しいです。でも、私と相性が良い子が揃っていると思っているので、個性にあったいろんな付き合い方でお
互いがのびのびと良い信頼関係を持てるように注意しています。その方が、その子達にとって、自己肯定になる人生経験になると思っています。
昨日、「やっぱり教室、楽しい!」と・・・言ってくれた子がいたので(やる気をなくしていた子)、嬉しかったです。
ただのオシャベリになってしまいましたが、勝手にスッキリしました!
ありがとうございます。
やはり向き不向きはありますよね。生徒の個性に合わせるのはもちろんですが、指導の大きな方向性としては、先生の個性に合ったやり方が良いのだと思います。
かけ算九九どころか、足し算引き算さえできない中学生もいるこの頃です。底辺という言葉のイメージはよろしく無いですが、小学校でさえ機能していないところが増えている現状、底辺を支える塾の存在は不可欠だと思います。
学力で悩む生徒ほど、傷ついた自信やプライドを回復してあげねばならず、厳しいだけの指導ではうまくいきません。一方で、ただ優しくするだけでも伸びないため、教師の側のさじ加減が問われますよね。「平等」ではなく、「公平」であることが大切だと思います。
教室での出来事、本当に良かったですね。また、記事が視野を広げることへのお役に立てているのであれば、私としましても幸いです。
コメントをお寄せいただき、誠にありがとうございました。