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算数、数学で「途中式は必要」は本当か?
(1)「途中式を書かないから計算間違いが多い」は間違い
よく簡単な計算ミスを「ケアレスミスだ」という生徒、保護者が多いです。しかし、そのうちのほとんどはケアレスでなく、「単なる計算力不足」です。
ケアレスミスは緊張や焦り等で、問題の難易度にかかわらずランダムに起こります。
一方、計算力が不足している生徒は、毎回似たような問題や似たような箇所で間違えます。間違いに傾向がある時点で、それはケアレスではなく実力不足です。そして実際にそうした計算間違いは、適切に指導することでほぼ100%なくせます。
(純粋なケアレスミスも違う訓練をすればなくせます)
生徒、保護者から見れば、あまり違いが分からないかもしれませんが、プロから見れば全くの別物であり、きちんと分けて指導することがとても大切です。もし担当の先生が分けて指導してくれないようであれば、指導力不足だと言って良いでしょう。
そして、生徒の計算間違いのうち「ケアレスミス」と「単なる計算力不足」では、後者のほうが数百倍多いです。
これ以上詳しくなると指導者向けの話になるためやめておきますが、確実に言えるのは、機械的に途中式を書くだけで「計算力不足」は克服できないことです。途中式を書く中でそうした計算力そのものを上げる指導をすることは大切な事ですが、途中式を書きさえすれば計算力が伸びるような言い方をするのは間違いです。
生徒や保護者の方からすれば、「計算力が無い」→「途中式を書きなさい」といったワンパターンの指導は耳を貸すほどの価値はありません。もしそういうレベルの低いことしか言ってもらえなかったら・・・
「どう途中式を書けば計算間違いが無くなるのか?」
「計算間違いを減らすためには、どういう途中式が必要なのか?」
まずは、こういったことを指導してもらいましょう。プロならばそこを踏まえて、計算間違いを減らす指導ができます。そもそも、「途中式を書きなさい」だけでは、素人でもできる指導ですからね(笑)
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「途中式は書かないと駄目?」
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