お久しぶりです!土曜日担当の晴日です。

他の皆と休みの時期がずれているので、かなり長い間お休みしていましたが、先週から学校が始まったのでこれから更新を再開します!

実は今学期が私にとってはメルボルン大で過ごす最後の学期です。(オーストラリアの大学は3年制です)

誰も知り合いのいない中、複雑な気持ちでメルボルンに到着したのがもう2年半以上前なんて信じられません…。

もちろん日本は私にとって故郷なので居心地のいい場所ですが、メルボルンもだんだんと同じくらい居心地のいい場所となってきています。残り少ない時間ですが、ここでの時間を精一杯楽しみたいと思います。

 

さて、この長い休みの間何をしてきたのかというと、ほとんどの時間は東京でインターンを行っていました。

デジタルマーケティング部門でインターンをしていたので、今まで触れたことのない分野での経験が得られてとても面白かったです。特にその部門は学生のインターン生が多いのですが、お互いどこが足りないのか・そこを直せばどうよくなるのか、という指摘をストレートに言ってくれるので多くの学びを得ました。

 

そしてインターンが終わった後は、メルボルンに向かう途中でシンガポールに一時滞在していきました!

私がいた頃はちょうど春節の時期で、街全体がとても華やかで賑やかでした。

特に盛り上がっていたイベントが、「チンゲイパレード」というシンガポールの多民族文化をお祝いするパレードでした。

 

中華系、インド系、マレー系などだけでなく、ギリシャ系の人たちもパフォーマンスしていました。パフォーマンスには老若男女本当に様々な人々がいるのですが、皆とてもいい笑顔でパフォーマンスをしていました。政府主催のイベントなのでそういった「調和した国」としてのイメージを植えつけたい、というねらいがあるのはわかっていても、笑顔を見ていると自然とこちらも楽しくなります。

 

また驚いたのが、最近大統領に就任したハリマ・ヤコブもパレードに参加していたことです。

シンガポールで大統領は儀礼的な存在で実際の政治的な権力は持ちません。さらに数年前に行われた憲法改正で、「過去5回の選挙で大統領を出していない民族がある場合、次期大統領候補者はその民族の出身者でなくてはならない」という決まりが定められました。このため、去年の選挙では初代大統領ぶりに立候補者はマレー系と限られていました。

 

このような「作られた」選び方にかなり多くの疑問の声が国内外から上がっています。特にメルボルンで出会ったシンガポール人の友達はこういった体制に批判的な子が多いです。

安定した政治・社会体制を実現するために外からは見えない「犠牲」もあることはわかりますが、一般的な旅行者として訪ねたシンガポールは全てが揃っていて非常に住みやすい国、という印象でした。

 

そうしてシンガポールへの旅行も満喫し、メルボルンに帰ってきたらその日から授業でした。笑 

まだまだこちらは暑く、今日は35度ぐらいあります。私は夏が大好きなのでこのまま続いて欲しいと思ってしまいますが、これからだんだん秋に向かっていくと急に涼しくなります。少し寂しいですが、最後の学期をこのまま楽しんで、いい形で卒業したいです!

パレードで撮りました!