2008年8月20日 国立がんセンターで相談

<主治医から>
画像診断では3コース終えて縮小は止まったと思います。選択肢は大きく3つ。
 1.抗癌剤を変えて継続
 2.放射線に移行
 3.あと1コースやって放射線に移行
 統計的な示唆は既にありません。どうしましょうか?

<私から>
・シス+ジェムをあと1コース継続し、10月を目標に重粒子線に移行したい。
 来週放医研に出向くので紹介状と医療情報のまとめを御願いしたい。
・白金製剤は通算11コースとなる。そろそろアナフィラキシーショックが心配。
 死なないとは思うが発症時はよろしく御願いしたい。

ショック症状は具体的に予測しづらいが主治医の見立てでも
「まあ、死なないだろう」との事。「重粒子の適応も出てきたかも知れない」。
全て御承諾頂く。8月27日を最終4コース投与日と決定し退院。


8月26日 放医研外来での相談

<私から>
・肺転移は一応消して来ました。仙骨照射16回で70GyEを希望します。
・抗癌剤の効果は既に落ち始めています。10月がリミットです。是非御願いします。

<放医研担当医から>
・肺転移は全て消失しましたが再発だった点はやはり気になります。
・肺からの骨転移は(通常適応性は無いので)これまで殆ど実績がありません。
 いずれにせよ骨軟部の担当医師と技術的な相談が必要です。
・呼吸器科としてはやる方向で議題には乗せますが今日の段階ではお約束出来ません。

という所まで話し、この日は終了。
後日、9月中旬に電話で「適応可」と連絡頂く。

抗癌剤により、腰以外の患部が無くなった事で辛うじて適応条件に達した。
が、重粒子をもってしても局所制御率など、データが無い領域に至る。