スライス断面にややズレがあるが、抗癌剤治療による画像上の変化をまとめる。
E080917

1.肺内転移の再発(左上葉)は3コース後にほぼ消失。
2.骨盤転移は1コース後やや縮小したが、その後はほぼ不変。

感覚的にも画像上もやはり抗癌剤の減量が響いている印象。
せめて腫瘍径で半分くらいには持って行きたかったが失敗。

肺の方が効きが良く見えるが、主治医の見立てでは
「大きさの違いを考慮すると同等の効き具合では?」とのこと。

後日、放医研でも伺ったが「骨」転移とは言え、癌細胞は原発の細胞に
近い組織特性を持っており、抗癌剤や放射線の「効き具合」は原発に
準ずるとの認識。

つまり骨転移とはいっても、石灰化している訳では無く、元々の細胞の
水分量や酸素量を保持している?とのこと。

この結果は当初の主治医の懸念よりは良い。が、
私が期待した水準には達していない。

その中間の「最低限ここまでは効いて欲しい」という共通認識
をなんとかクリアした程度であった。