今回は、「先行学習」について その1
新学年スタート
近隣の学校では今日から入学式・始業式が始まりました。
教室に通う新中学1年生、新高校1年生は、学校の勉強としては、
数学・英語に関して新年度に学習する数か月分は先行学習をしています。
そのため学校生活の中にある教科学習でのつまずきは少なくスタート
することができます。
そのため小学生時代や中学生時代には低評価しかされていなかったけれど
新しい学校では、クラス上位、学年上位でスタートするという子もいます。
「中学校の勉強ってこんなに簡単なの?」と自らの学校評価に驚く子もいます。
「高校にいったら見たこともない順位で・・・」と驚く保護者の方もいます。
この【誰よりも早く少し先行学習をしておく】という行動。
すべての子に可能なことではないかもしれませんが、ある程度の学習能力、
およそ保護者の方が「この子はやればできるんだけど」と認めている位の
力があれば、多くの子に可能な行動です。
学校生活の中で勉強の不出来は大きな課題になっています。
学校生活は小学校から始めて大学まで行くと16年、人生80年の20%を
占めるといったところでしょうか。
多感な時代に大きな影響を受ける場所です。
少しでも学校生活が価値あるものにするためには準備が必要です。
その準備は、子供達自身では難しいため、関わりある大人の手助けが必要
です。
その準備が【誰よりも早く少し先行学習をしておく】です。
これは一般社会でいう【戦略】の一つです。
こうした行動は必要がないかもしれません。何もせずにそのまま起こる
日常の中で色々な影響を受けながら成長していくことも良いと思います。
それでもやはり、応援したい関わりある大人としては、少しでも学校生活
が有意義になるように、できる限りのことはしてあげたい。
そうした気持ちで、教室に通う子には【誰よりも早く少し先行学習をしておく】
ということをしています。
新学年スタートのような新環境に送り出すとき、少しだけ大人だからこそできる
こうした「戦略」を持たせてあげても良いのではないでしょうか。
今回は以上です。
誤字脱字、文法誤用お許しください
追伸
こうした先行学習はご家庭内だけでこの行動ができる子は少ないと思いますが、
塾を利用すれば簡単にできます。
出来る塾にとってはたやすいことです。
でもこれが出来ない塾もあります。
先行学習がご家庭内の学習で出来るような子には対応できますが、いままで
学校評価が低かった子には出来ない。
いままで学校評価が低くても「やればできるんだけど」という位の力が
あれば出来る。
これにはチョットしたポイントがあるのです。
このポイントについては次回お話いたします。