教室では、家庭教師のご要望にも応えています。
ご希望されるご家庭から連絡があってから、講師探しをします。
担当することができる、講師が見つかってからのスタートですので、家庭教師会社のように即時スタートというわけにはいきません。
生徒のお部屋がしっかりした学習空間になるためには、講師が問われ、たとえ大学生でも一定期間は教室で指導実務をやり、さらに一定レベルのスキルを持つまでは、声がかかることはありません。
この家庭教師というシステムは、完全に一人ひとりみてほしい、たとえ小集団であってもそうした空間は好まないという生徒には最適です。
しかし個別学習のもつ「何かある」がもっとも色濃くでる学習システムです。
家庭教師の場合は困ったことに、最初から生徒にある程度の力がないと、「成績が上がりました」体験が、塾の個別学習以上に出しにくいということです。
いくつかのケースを体験して、しばらく家庭教師の募集活動はやめることにしました。
そして、個別学習の限界感も1昨年の春にピークに達していました。
その時も、教室には毎回のテストのたびに少なからず成績があがっている子はいました。しかしすこしばかりの数字の変化はお母さんに通ずることもなく、内容はいままでの中で上出来にもかかわらず、一番して欲しい人に評価をしてもらえないもどかしさをみることの切なさ。
そして解決しない個別学習限界感。
「もうやめようか」
何度もそう思い始めてきました。
そうした時期が、昨年の4月後半だったと思います。
続きは明日配信します。