【文字式が原点だった】
「文字と式」というのは、
【リンゴをＸ個買ったときの代金】を文字を使った式で表しなさい、
とか
【5У÷１/5】の式を計算しなさい
というように、文字式を使って加減乗除の計算を行う単元です。
これが苦手な生徒は、
最悪小学生の分数にまで遡る
必要があります。
「『文字と式』と『小学生の分数』に、
なんの関係が・・・？」
と思うかもしれませんね。
説明します。
小学生は、
3年生で「分数」を習い、5年生で「割合」、6年生で「比」を習います。
そして、中1で「文字式」、「方程式」になり、中2で「関数」を学習します。
これらは、実は分数が基本となっています。、
分数が理解できていないと、学習が積み重ならず、
この「文字と式」以降で大きくつまずく
ことになります。
また、小2で習うかけ算。
ここを、
九九の暗記だけを覚えて、
”かけられる数、かける数”の概念が覚束ないままだと、
話になりません。
このように小学時代の算数が
しっかり理解出来ているか否かで、
中学数学の成績の明暗が
分かれるのです。
攻略するのに、
子どもが中学生になるまで待つ必要はありません。
こうした”勉強の穴＝虫食い”を
見つけて埋めるのは、
早ければ早いほど子どもの負担が少ないのです。
もし、今お子さんが小学高学年で
算数の成績が下がってきた、という症状が出てきたなら、
危険信号です。
思い切って、分数まで戻って復習を行ってください。
とにかく、
早急に手当てをすることが必要です(^^)/
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