【数学を苦手とする人】
20年以上生徒をみていると、
「あ、この子は〇〇が得意だな」
とか
「〇〇は苦手だな」
ということが、
言動(言葉遣い、所作)や
提出物(文字、仕上がり具合)で
大体わかってきます。
いくつかありますが、
今回は、
数学について感じていることを。。。
数学は積み重ねの教科ですから、
中学からスタートする英語に比べて、
小学生時代の影響が強く出る教科なんですね。
さて、保護者面談では、
「小学生の時の算数は、割りと出来ていたんですが、
中学になって数学が・・・」
という相談を受けることがあります。
過去のテストを見せてもらうと、たいていの場合、
中1の1学期の時点で症状は現れています。
本当はその時に
「まぁ、まだ大丈夫だろう」
と親御さんが楽観視しないで、
「え、これって、つまづいてる・・・?」
と気づくことができれば、
リカバリーはとても楽なんです。
つまづいているのか、いないのかを
見極める単元。
それは中1の「文字と式」です。
ご存知「正負の数」という単元から、
中学生は始まります。
ここは苦手な生徒も含め、
ほとんどの生徒がスムーズにクリアします。
しかし、次に控える「文字と式」。
これは小学生の算数で、
その大事な部分を培ってこなかった生徒は
どんどん倒れていく単元。
しかも、それがそのままその先の
ほぼすべての単元に繋がっていくのです。
これを放置しておくことは、
かなり危険だと思って間違いありません。
「『文字と式』と『小学生の分数』に、なんの関係が・・・?」
続きは、明日・・・(^o^)
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