この日も、朝起きて一番に体重を測りに行きました。
変わりなし。
今日からシャワーを浴びることができるので、予約表に名前を書きました。
明日、退院するのか〜 と思うと
嬉しくもあり寂しくもあり複雑な気分に。
朝食を終えて歯を磨いていると、年齢が近い(と思う)女性が
「今回はどうなさったんですか?」と話しかけてくれました。
私がいた病棟は、みなさん、ベッド周りのカーテンを閉めていたので
通路ですれ違う以外の交流はありませんでした。
お見受けする限り、ご年配の方が多い印象だったので、
若い方もいるんだな・・・と驚きもありましたが、
安心した気持ちにもなりました。
私の状況(場所は肺で、いつ手術をして、明日退院で・・・など)を答え、
お相手の方にも伺ってみると、
その方は、今回の入院が3回目で、乳癌、内臓系癌を経験され、
今回は消化器系癌の手術を終え、退院されるとのこと。
手術は成功したとのことだったので、
「手術が成功してよかったですね」と伝えたのですが
その後の言葉が見つからず・・・
とても優しく気持ちの良い方で、すぐに私の心配をしてくださり
お互い頑張りましょうねと、励ましてくれました。
病気を患っているのは自分だけではなく、もっと症状が重かったり
状況が深刻な方も多くいらっしゃいます。
みんな治療を頑張っている。前を向いて1日1日を大事に生活している。
自分のベッドに戻り、そこから見える窓の外の景色が
今までと違って見えるようになりました。
そして、身近で癌を患った方が、みんな優しかったことを思い出しました。
私の父も癌で亡くなっていますが、本当に本当に優しい人でした。
※私のケースは遺伝ではないようです。