息子は文字を覚えることが苦手でした。ひらがなもかたかなも覚えるのが遅くて、小学校入学前に書けたのは自分の名前だけでした。

 

小学校に入って漢字が始まると、テスとの点数はボロボロで20点や30点は当たり前。

 

そして算数も計算ミスが多くて、算数的な思考力はある感触がしているのに、点数に全くつながらない状態でした。

 

担任の先生は保護者からクレームが出るほど勉強をみないことが有名な先生で、学校はまったく頼りになりませんでした。

 

ひとまず、家庭学習で頑張るしかないと思いました。

 

 

学校の漢字テキストを使い、一日に進むのは1ページと決めて、出てくる漢字を1行ずつ練習します。

 

翌日私がその漢字の読み仮名を言って、その漢字を息子が書く、書けなかった漢字は各1行ずつ練習、というのを繰り返していきました。

 

最初は書けない漢字ばかりで、新出漢字とともに間違えた分の一行練習もあるので、漢字ノート(ジャポニカ)の練習するべきページ数は10ページに及ぶ、という毎日でした。

 

しかし頑張っても頑張っても家庭学習の成果は出ません。

 

 

ある時、子どもの漢字の覚えの悪さや忘れ物の多さに不安を覚え、発達障害を疑って、臨床心理士の先生に相談をする機会がありました。

 

診断を出す場ではないので、簡単なテストをしてくださいました。

 

子どもの傾向が分かるテストです。すると、空間把握能力が極端に悪いことが分かりました。

 

そして細部には異様なほど目が行くのですが、全体を見たり全体像を把握することが苦手なことが分かりました。

 

発達障害を山に例えるなら、すそ野の方のなだらかな場所、発達障害のグレーゾーンの傾向があるのではないかと言われました。

 

空間把握能力が極端に低いことから派生して、空間に自分の体をどうおいていいいかわからないから姿勢が悪い、座っていてもどんどん姿勢が崩れやすいこと、を指摘され、姿勢の悪さはやる気がないのだと思って怒ってばかりいましたが、理由があってのことだったということに気づいて驚きました。

 

 

そしてノートのマスに字、特に漢字の部首をどう配置しいたらいいかわからないから漢字も覚えるのが苦手、ということが分かりました。

 

対策としては、低学年用の大きなマス目の漢字ノートを買い、漢字をマスのどこにどの部首が来るのかわかりやすいようにして練習しました。

 

すると少しずつ漢字を覚えるスピードが速くなりました。

 

算数に関しては家で勉強してもまったくやる気もなく、読めないような数字を書いて、注意すると10倍以上の口ごたえで勉強は全く進みません。

 

 

悩んだ末、くもんの門をたたきました。

 

教室で勉強するのは苦手なようなので、家で公文で出された課題をやるという家庭学習の形にしました。

 

間違えたものは繰り返し繰り返し反復し、スモールステップで進んでいくという形が息子に合っていたようです。

 

公文の先生が丸を付けて添削してくださるので、人に見てもらえるような丁寧な字を書くことも覚えました。

 

だんだん間違える頻度が減っていき、小5の時に2年生レベルからスタートした公文学習も、小6の今は学年相当まで追いつきました。

 

家庭学習にやはり外部の目も入ると、子どもが奮起して成果が出やすくなるなと思いました。