ADHDについて記載致します。
子供時代にADHDと発覚するお子様は、多動性の症状が現れ家族や教職員が不審に思い医療機関を受診することが多いです。
注意欠陥の症状のお子様は、残念ながら「ドジ」や「出来ない子」と思われ、大人まで発覚せず本人が苦しむことも多くあります。
多動性のお子様の学習方法は、情報を遮断してあげること、興味を持たせる勉強法をすること、薬を服用する事、この3つが私の体験で挙げられます。
ADHDは多動性の症状が現れる際には法則性がないことも多いですが、特有の場合に症状が出ることが多いと感じます。
たとえば、学校の授業はADHDのお子様にとっては苦痛が大きいと思います。
カリキュラムにそった授業は、一般的なお子様でも集中力を保つことが大変です。
そこに、ADHD特有の新奇追及傾向(しんきついきゅうけいこう・新しいことに興味が湧きやすいが冷めやすい)が重なることにより、更に生活がしづらくなるのです。
そこで、自宅では情報を遮断することをお勧めします。
具体的には勉強時、目に入るものを減らすことで集中状態を継続させられるようにすることです。
この事案の例は、本棚やテレビに布をかけ見えなくすることです。
目に入ってきてしまうからこそ、ほかのことに気を取られやすいADHDの特徴が露見してしまうのです。
目の前の情報に集中させるため、関係のないものは隠してしまいましょう。
また、ADHDのお子様は光や音に過敏な傾向もあります。
場合によっては耳栓を使用することもお勧めします。
興味を持たせる勉強法については、カリキュラムのような事務的勉強だけでなく、クイズ形式や発声を取り入れた勉強法を推奨します。
手を変え品を変え根気強く付き合っていくことが求められます。
本人の飽きが回ってくるまで、興味を持った勉強法で続けると良いです。
場合によっては過集中状態となり、異常な集中力を見せられることもあります。
ADHDのお子様は一度集中すると、凄まじい集中により優秀な結果を出すこともありますので、そこは周囲の支援次第です。
最後に薬の使用です。
ADHDの薬は4種類ほど存在し、症状により使用する薬が変化します。
多くの患者様は、コンサータという薬を服用します。
この薬の服用により、集中力の向上や気分の抑制等が効果として期待されます。
薬の効果が効く時間が決まっているため1日は持ちませんが、効果は絶大です。
以上が大学で心理学を専攻し、塾講師として精神疾患のお子様も指導し、自らもADHDと診断された者の見解です。
発達障害でお困りの親御様の健康、お子様の健やかな成長にお役立て頂ければ幸いです。